医療廃棄物の処理
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医療廃棄物を処理する際には思わぬ事故が発生することがあります。
そのため、以前は一般廃棄物として市町村が処理していた医療廃棄物ですが、事故を防ぐため一般廃棄物とは別の特別な処理をする必要が出てきました。
そのため、1989年に医療廃棄物は産業廃棄物の指定を受けることになりました。
それだけではなく、感染の怖れのある医療廃棄物の処分については、さらに慎重な扱いが必要であるとして、その2年後の1991年に特別管理廃棄物と指定されることになりました。
それと同時に、処理に際してマニュフェストを交付することも義務付けられました。
ですから、現在、医療機関から発生する医療廃棄物については、かなり安全に処理されています。
しかし、それとまったく同じ危険性があるにも関わらず、在宅医療廃棄物の処理は一般廃棄物とされています。
これは、在宅医療廃棄物は、現在も一般廃棄物に区分されているからです。
実際のところ、ほとんどの市町村では在宅医療廃棄物の処理は受け入れていないのですが、その取り扱いに統一の基準がないため、現場では混乱があります。
在宅医療制度は、今後も拡大していく傾向にあるため、在宅医療廃棄物の扱いについての規定の確立が求められています。

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